- HERITAGE
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- (文化遺産[兵庫県])
- 登録基準とは


世界遺産登録理由
現在では全国に十余しかない、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭で、国宝四城の一つ。白壁の美しさから白鷺城(はくろじょう)の別名を持つ。建物の容積と配置のバランスが絶妙であること、漆喰の城壁を持つ優れた美をもっていること、明治以前の封建制度の象徴であることなどが特に優れているとして、1993年に世界文化遺産に登録された。2009年から平成の大修理が計画されている。
姫路城を慕い続ける人々

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歴代の城主から、城を守り続ける人々へ
何代もの城主を迎えた姫路城は歴代城主の家紋が入った瓦が見られる。羽柴(豊臣)秀吉、木下家定、池田輝政、本田忠政など戦国武将たちが駆け抜けて行った証だ。明治維新により、過去の遺物として多くの城が二束三文で売られる中、地元の熱意により破却を免れ、匠たちにより古の姿を取り戻し、現代に受け継がれている。
安土桃山時代の様式を伝える美しい城
日本一の名城の呼び声も高い姫路城は、松本城(長野)、犬山城(愛知)、彦根城(滋賀)とともに、わずか4つしかない国宝城の一つ。白鷺城の別名の通り、鳥が羽を広げたような優美な姿をしているとともに、戦国時代の要害として無駄のない実用的な構造を併せ持っている点が、大きな見どころでもある。
山土に豆砂利を加え、米のとぎ汁などで練り固めた油壁は、鉄砲の弾をもはじき返すとされる。この油壁より低い位置にある狭い門が「ほの門」で、頭をかがめてくぐると油壁に隠された水の門に気付かず、直進してしまうように作られている。天守閣の目の前にある5つの水の門は、小さく狭く、さらに螺旋状に下っていて、ここが天守へと続く入り口なのかと思わせる巧妙な仕掛けである。
また、キリシタンだった城主・黒田孝高の名残ともいわれる十字架の付いた鬼瓦「クロス瓦」、皿を1枚なくした罪を着せられたお菊が投げ込まれたとされる「お菊の井戸」など、細部にも見どころが多数ある。
実はこの姫路城、明治維新後の新政府が出した「廃城令」によって、競売にかけられたという歴史を持つ。競り落としたのは城下の個人で、価格は23円50銭。現在の価格にしてわずか20万円足らずであった。落札の理由が「城の瓦を売るため」と伝わっているのも驚きだが、結局、解体費用がかかりすぎることから買い取りを断念したとされる。さまざまな歴史的危機を乗り越えて、今、美しい姿を見せるお城に、格別の思いがするはずだ。
アクセスDATA
POINT
姫路城ミニ知識
「姫路城十景」を知っていますか?世界遺産に登録されたことを記念して、公募で選定した姫路城が最も美しく見える10ヶ所のこと。美しく見える城をいろんな場所から眺めよう。
- ●シロトピア記念公園・ふるさとの森
- ●景福寺公園
- ●名古山・霊苑高台公園
- ●手柄山・緑の相談所広場
- ●姫路城三の丸広場
- ●姫路市立美術館・前庭
- ●増位山・市道白国増位線ポケットパーク
- ●大手前通り・JR姫路駅前
- ●城見台公園
- ●男山配水池公園
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1.天守閣に近づくにつれその大きさが迫ってくる 2.指令所の役割をした、はの門 3.秀吉築城の際、石が不足と聞いた餅屋の老婆が献上した姥が石 4.キリシタンであった城主、黒田孝高の名残といわれる 5.水の門を隠した、ほの門と油壁
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